夜更かしに慣れてしまった体は、あくまで正確に無機質に過ぎる時間に置いていかれて、気付けばいつもひとりの私には寂しさと不安だけ残される
部屋の隅に積み上げられて、後ろばかり、振り返ってしまうよ

そうして熱を求めた。

嘘をついて騙して演じて代理を求める手段を提案する
それほどまでに私はひとりで、それでも私は良識に手を引かれ思い止まる
発狂しかければ体に針を通して何かを殺す
この方法もいつまで有効かな
自分で空けた穴だらけの体は欠陥だらけで、時には呼吸の仕方すら忘れる始末



生きる事には、いつだって、責任が付き纏う
何もかも放り出して眠っても、いつかはまた起きなくちゃいけない
そうして積み重なった何かを私は直視出来ない





泣いてる場合じゃないのにな
私今なんで泣いてるんだろう
わからないけれど、ただ喉の奥が痛くて、苦しい

「物になりたいよ。」
今だったらケガレの言った台詞に共感出来る気がする










明日もやる事がある
眠る努力くらいはしよう